Do or Die (一か八か)

『 Do or Die』は、正しくはドミナント曲ではなく、FFXVIのSTORY V-5に登場する、「対タイタン・ロスト戦」の第一ボステーマ曲ですが、タイタンに関する曲ではあるから、ともかく訳してみました。

Koji Fox先生がこの曲の歌詞だけでなく、ボーカルも担当されたそうです。FFXVIのOST曲の中で「少し色の違う曲だね」というのが第一印象でしたけど、確かに盛り上がりました。歌詞は所々意味不明だけれども、そういうところは直訳でいきましたので、今回は「詩的訳」というより「そのままの意味」って感じです(笑)。

一応翻訳に関するサイトなので、参考のために一番下のところにメモも書きました。

作曲: 祖堅正慶 | 編曲: 祖堅正慶 | 歌詞・ボーカル: Michael-Christopher Koji Fox


Lo the land did shudder in a Clash of Titans
見よ タイタンの戦いで大地ぞ震りける
見よ ティーターン(神・大物)同士のぶつかり合いで大地が震えた

Catamountain
ヤマネコ
ヤマネコ

Countermine
逆計
逆計

Clash of Titans, hold the line
タイタンの戦い、戦線を保てよ
ティーターン(神・大物)同士のぶつかり合い、戦線を維持しろ

Catamountain
ヤマネコ
ヤマネコ

Countermine
逆計
逆計

Clash of Titans, hold the line
タイタンの戦い、戦線を保てよ
ティーターン(神・大物)同士のぶつかり合い、戦線を維持しろ

Catamountain
ヤマネコ
ヤマネコ

Countermine
逆計
逆計

Clash of Titans, hold the line
タイタンの戦い、戦線を保てよ
ティーターン(神・大物)同士のぶつかり合い、戦線を維持しろ

Catamountain
ヤマネコ
ヤマネコ

Countermine
逆計
逆計

Clash of Titans, do or die!
タイタンの戦い、やるかやられるか!
ティーターン(神・大物)同士のぶつかり合い、やるか死ぬか!

Lo the land did shudder in a Clash of Titans
見よ タイタンの戦いで大地ぞ震りける
見よ ティーターン(神・大物)同士のぶつかり合いで大地が震えた

These are the fists that fight the fate!
これが運命に抗う拳だ!
これが運命に抗う拳だ!


和訳について:

説明が不器用で申し訳ありません。それでも少しは参考になるんじゃないかって、一応書いておきます

  • 1と14行目の「Lo」 は常に命令形で、「見よ・見ろ!」という意味なんですが、よく中期英語の原文やキリスト教の聖書とかに出てきます。現代英語では「lo and behold (= そしてほら・意外なことに)」というフレーズ以外に使われることはほとんどありません。
  • 1と14行目の「did shudder」= 「震える」の過去形である「shuddered」 ですが、助動詞の「did」を前に引っ張り出すことによって「shudder」が強調される感じですから、係結びの「ぞ」を入れてみました(それで「〜けり」が「〜ける」になりました)。
  • 1, 4, 7, 10, 13, 14行目の「Clash of Titans・タイタンの戦い」は日本語にもあるフェレーズらしいけれど、一応「大物同士がぶつかり合ったり争うこと」を指します。例えば有名なスポーツ選手同士の試合、などなど。元々はギリシア神話で語られる「ティータン(ことタイタン)こと神同士の戦い」=「ティタノマキア」から派生したと思われます。
  • 2, 5, 8, 11行目の「catamountain」=「cat o’ the mountain (o’ = of の縮約)」=「山のネコ」= 「ヤマネコ」ですが、なぜヤマネコがここに出てくるかさっぱりです。ただ言葉の響きと津動が好ましかったのですかね...
  • あと、個人の感覚ですが、15行目の「fight the fate」は英語として少しばかり不自然な気がします、なーんかひっかかる程度ですけど。普通は「the」を置く代わりに大文字を使って「fight Fate」と書くなり、「他ならぬこのその・あのfate」と言いたいときは「fight this/that fate」と書くなり... いつものことですけど、やっぱり「the」と「a」と「(なし)」の使い分けが説明しにくいですね。おそらくは日本語の「は」と「が」の使い分けと同じくらいに (笑) この行全体のリズムを考えて入れたのかしら...

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