My Star (私の星)

“My Star” is the English ED to the newest instalment in the Final Fantasy game franchise: FFXVI. It’s also known as “Jill’s Theme” and localisation director Michael-Christopher Koji Fox (hats off to you, sir) wrote the lyrics from her perspective. By contrast, the Japanese ED — “Moongazing” — is written from Clive’s. The song was composed by FFXVI music director and main composer Masayoshi Soken and is meant to be this installment’s equivalent of “Eyes on Me” (FFVIII) or “Suteki da ne” (FFX); the leitmotif is woven through other tracks in the OST, as well. Singer Amanda Achen provided the vocals.

To my knowledge, the song has no official Japanese lyrics, so I went ahead and tried my hand at rendering both a lyrical and literal Japanese translation. That said, as a rule, professional translators don’t tend to translate into languages other than our mother tongue(s) since we lack that ineffable ‘native sense’ that goes beyond meaning and grammar to what just sounds right, for whatever reason. I bounced these translations off a friend and fellow translator who’s a native speaker, just to be sure.

The song was made available as an orchestrion track as part of the Echoes of the Fallen (DLC 1). Its Japanese title is 《彼女の言葉》(kanojo no kotoba = “Her Words”).

この曲の歌詞は元は英語なので、いつもとは逆の和訳をしてみました。一般的に言うと翻訳者は、ネイティブ感がないため、自分の母国語意外の言語に原文を訳そうとしないものの、一応。日本語が母国語である友達に相談してもらいながら、詩的(?)訳と直訳を両方書いてみました。歌えるような歌詞は、また別の和訳が必要となってくるんですけれども、興味のある方にはこれで意味が伝わると嬉しいです。どうぞご参考に。

※12月22日に、前廣和豊氏による公式な日本語歌詞が公開されたのでこちらにも載せますね(ティール色の歌詞です)。英語版の和訳というよりは歌えるような日本語版なので、両方を比べるとなかなかおもしろいです。

Composition: Soken Masayoshi | Lyrics: Michael-Christopher Koji Fox | Vocals: Amanda Achen


Star light
光る星よ
光る星よ
星の光が

(say goodnight)
(今夜の別れを告げよ)
おやすみなさいと言って
静かに瞬く

Star bright
輝く星よ
明るい星よ
輝きで

where have you fallen?
何処へ流れ落ちてしまったの?
あなたは何処へ落ちていった?
あなたを照らすように

Star light
光る星よ
光る星よ
星の光が

(say goodnight)
(今夜の別れを告げよ)
おやすみなさいと言って
静かに瞬く

Star bright
輝く星よ
明るい星よ
輝きで

I hear you calling
あなたの呼ぶ声が聞こえてるよ
あなたが呼んでいるのが聴こえる
あなたの声を逃さぬように

Fire, a fire that filled the night
夜を照らし明かしてくれた火
火、夜を満ちた火
夜を照らした希望の炎

Fire that warmed and brightened my life
私の人生を温め、灯してくれた火
私の人生を温めて明るくした火
その炎は私を満たし 私を導いてくれた

My guiding light On high
私を導く光、遥か高く
私の導く光、天球での
遠い遠い 空の向こうから

My hearth, my beacon, and my hope
私の炉辺で、私の燈で、そして私の希望
私の炉辺、私の一筋の光、そして私の希望
私が私を 見失わないように

A sky of scattered tears
溢れ散った涙でできた星空
散らばった涙でできた空
星々が

A thousand years apart
離れ離れの千年の歳月
離れ離れの千年
涙の中に消えていく

Should they fade, I will not be afraid of the dark
たとえそれが色褪せたとしても、私は暗闇を恐れはしない
たとえそれらが薄れていっても、私は闇を恐れない
その光が消えたとしても 私はもう怖くない

For your flame still burns inside me,
あなたの炎が今でも私の中で燃えているから
あなたの炎が未だに私の中で燃えているが故
あなたの炎は

deep within my heart
この胸の奥深くに
私の心の奥深くに
私の心の奥深くに灯っているから

Showing me a new tomorrow
新しい明日を照らしながら
新しい明日を私に見せている
きっと 新たな明日を

Never too far
決して離れることなく
決して遠すぎない(ところに)
見せてくれるから

And when I cannot bear the pain
そして私が痛みに耐えきれないときは
そして私が痛みに耐えないときは
もしも 私が耐えられなくなった時は

I’ll look up to the sky and pray
空を見上げて祈るよ
私は空を見上げて祈る
空に向かって語りかける

That though our night is over, you shall always remain
たとえ二人の夜は終わってしまったとしても、あなたはいつまでも
たとえ私たちの夜は終わったとしても、あなたはいつまでもい続けると
ふたりの夜が終わっても

Forever my treasure, my star
永遠に私の宝物、私の星でいてくれますように、と
永遠に私の宝物、私の星
あなたは私の星 ずっと私の宝物


和訳について:

説明が不器用で申し訳ありません。それでも少しは参考になるんじゃないかって、一応書いておきます

  • 1と5行目, 3と7行目の「Star light, Star bright」は英語の有名な童謡にある言葉で、星に願いをかける時に使います(と言っても、実際に使われることはあんまりないでしょう。ただ1940年のディズニー映画『ピノキオ』などに出てくるので、そういう印象が今でもあります)。もし「star」と「light」がくついていたら (starlight)、その意味は「星明かり」に変わっていたけれど、ここはスペースが置いてあります。何故ならこの童謡は19世紀の後半に書かれたと思われるものなので、現代文には珍しく形容詞が名詞の後に来てます(= ‘inverted syntax’)。かと言って、実際「bright star」はよく言うものの、「light star」は聞いたことありません。謎です。
  • 2と6行目の「say goodnight」は、直訳だと「言う」の命令形 + 「おやすみなさい」だけれど、「今夜だけの(わりと軽い)別れの挨拶」というよりも、「(もしかすると)今後の別れの挨拶 = さようなら」という意味で読み取ったので、「今夜の別れを告げよ」にしました。(そのニュアンスが伝わるかどうかはわかりませんが...
  • 12行目の 「beacon」の和訳で一番迷いました。「ビーコン」というのはつまり「遠くから見える、導いてくれる光」あるいはそのような存在。和英辞書で調べると、「灯台」「狼煙」「篝火」「焚き火」などが出てくるけれど、どれもわけが少し違いました。「灯台」というのは「光」だけじゃなく「台」つまりは「塔」でもあるし、「狼煙」は「光」よりも煙を使って注目を求めるものだし、「篝火」も「焚き火」もどっちかというと照明的な役割で背丈が低い分、そんな遠くから見えるものではないかと、空に浮かぶ星と違って。それなら「灯火」「灯し火」「燈」「燈火」などはどうだろうと思って、友達に相談した結果、「燈」か「一筋の光」が意味的にもイメージ的にもベストだろうという結論に達しました。直訳には同じイメージの「一筋の光」がいいと思ったが、リズム的には少し回りくどい感じがしたから、詩的訳には「燈」を使うことにしました。「燈」は「登」という漢字も入ってて高さもイメージできるし、となりの「炉辺」に似て心を落ち着かせる感じもするから良いのかと。
  • 13行目の「A sky of scattered tears」はつまり、「涙が溢れ散って、その数多の涙の一滴一滴が光って夜空に星のように反映している」という状態・喩え、もしくは、「その夜空に光るものは星ではなく、まるで涙のようだ」という、歌っている人の心境を表しています。その寂しさや悲しさが伝わってくるように「tears」も「泪」にしようと思ったけれど、友達に相談したら「泪」とは大きな涙が目にいっぱい溜まってぼとっと落ちる感じだから、イメージ的には星空とあんまり結びつかないと言われて、結局は「涙」にしました。
  • 19行目の「Never too far」は意外と一番難しかったんです。ここの「never」は「どんな時でも〜ない」で、その後ろに来るのが「〜過ぎる」の「too」+「遠い」の「far」だから、要するには「常に(わりと)近くに」という意味です。「決して離れることなく」は友達の祥子が見つけてくれた答えで「さすがです!」としか言いようがありません。

本当に、祥子が一緒に訳したと言っていいくらい、細かくて微妙なところまで色々聞いちゃったし、それを一問一問丁寧に考慮し答えてもらったことに感謝しきれません!(^人^)


All source materials belong to the parties to which they are licensed. All translations are our own.

Leave a Comment